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従来のピルよりも副作用が抑えられているヤーズPMSをかいぜん

2019年12月12日
笑顔の女性

トリキュラーは世界的にみても広く使われている経口避妊薬ですが、それでも副作用のリスクがあるものです。このため新しい薬の開発は現在も行われており、従来のピルよりもより副作用の発症を抑えることができるものとして登場したのがヤーズです。
従来の経口避妊薬と同様に黄体ホルモンと卵胞ホルモンといった女性ホルモンを身体に取り入れるためのものになり、避妊やPMS、生理時の痛みの軽減などに効果があります。含まれているものとしてはエチニルエストラジオールとドロスピレノンの2種類が主成分となっており、それぞれエチニルエストラジオールが卵胞ホルモン、ドロスピレノンが黄体ホルモンとして作用するものです。

一般的に経口避妊薬では、28日サイクルで服用するもので21日間成分の入った錠剤を決まった時間に服用し7日間の休み期間を挟んで再びスタートするというものですが、ヤーズの場合には事情が異なります。ヤーズの場合には含まれている成分が極めて少量であり、それまでの低用量ピルに対して超低用量ピルと呼ばれています。このような事からヤーズでは、従来の低用量ピルの28日サイクルではなく最長120日間の連続服用が可能です。ただ無条件に120日間の服用が出来るわけではなく、服用中に起こる出血に合わせて4日間の休み期間を経なければなりません。生理周期をコントロールするという意味では、ヤーズは向いていませんが、正しく服用すれば長期間にわたって避妊効果を得られるほか、ホルモンバランスの乱れが原因による不快症状を長期間にわたって防ぐことができます。また従来の28日サイクルでは休み期間の間に吐き気やむくみといった不快症状が発生しますが、ヤーズであれば、その発症回数を減らすことが可能です。

このようなことからヤーズの場合には、避妊効果よりもPMSや生理不順などにより不快症状の発生を抑えるための治療薬として処方されます。特にもともとホルモンバランスが乱れやすい人では、従来の方法では必ずしも症状を改善することができませんが、ヤーズでは生理時の痛みの軽減や、吐き気、頭痛などを安定して改善することができるメリットがあるものです。それに服用することで起こるむくみ症状も出にくく日常生活に与える影響を最小限にすることができます。いずれにしても症状に応じて薬を選ぶことが重要で、ヤーズであれば超低用量ピルなので副作用のリスクをより下げて使用することが可能です。